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佐伯俊男

1945年 宮崎県生まれ。絵師。

4歳から大阪で育ち、絵と遊びに夢中な少年時代を過す。1970年その特異な画風は寺山修司、澁澤龍彦らの 賞賛を集め、平凡パンチでデビュー。『佐伯俊男画集』を処女出版後、同原画展をパリで催すも、原画全点を 当地にて盗まれるという伝説を持つ。 その後、国内外で精力的に活動。特に海外での評価が高く、「ジャパニーズ・エロティカのゴッドファーザー」との異名を持つ。江戸の浮世絵、ポップアート、そして独自の洗練された美学を織り交ぜ、エロス、ユーモア、ホラーなど様々な要素を巧みに操った色彩豊かで衝撃的な世界を見る者につきつけ、魅了する。

ミュージシャンやアーティスト等にもその作品のファンは多く、ジョンとヨーコ、三上寛、ガーリックボーイズなどのミュージシャンのレコード・ジャケットやアートワークにも頻繁に登場する。 独自の画法、チント印刷は、浮世絵のように絵師と刷り師の仕事が分かれており、その手法により制作される 作品は独特の味わいを持つ。

近年では、米国やフランスで個展が開催されており、そのいずれもが好評を博している。浮世絵という日本古来の作風をリスペクトしながらも、あらゆる既成概念を蹴散らして人間という存在に肉薄した作品が、国や時代を飛び越える普遍性を持つからであろう。

主な著書に『あかいはこ』(大洋図書)、『痴虫』『痴虫2号』(エディシオン・トレヴィル)、『淫剣花 』(河出書房新社)、『佐伯俊男70』(青林工藝舍)、 『てじなでだましっこ』(福音館書店)、『昭和わんぱく遊び図鑑』(ビリケン出版)、『佐伯俊男音楽野私娯途』(プレスポップ)などがある。

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