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ジム・ウードリング(Jim Woodring)

1952年 米国ロサンジェルス生まれ。
シアトル在住のコミック作家/画家。

幼少の頃から幻覚、幻聴に見舞われながらも、それを受け入れ人生の一部として育った。ハイスクール卒業後、清掃夫として働きながら自分の内面の世界を文章や絵で表現することを始める。その後、フリーの作家として広告、PR、アニメーションスタジオ等の仕事で生計をたてながらコミック作品を描き続け、1980年に”JIM”というタイトルの作品集を自費出版、同時にこの頃、彼の代表作である”FRANK”を描きはじめる。数々のコミックやカルチャー誌で作品を発表し続けた結果、ファンタグラフィック社よりオファーを受け、”JIM” と”FRANK”シリーズの出版が始まる。この頃から彼の世界観は多くの読者と熱烈なファンの支持を得はじめ、現在では、美術界からの高い評価と共にアメリカのアンダーグラウンドコミック作家としての人気をも兼ね備えた希有な作家となっている。

セリフがほとんどない彼の描く”FRANK”は、時代や場所という制限を超越した摩訶不思議な普遍性のある想像の世界。そこにはキッチュでグロテスクながらもどこか愛嬌があり、万国共通の人が親しみの感情を抱くことが出来るキャラクター達が存在する。彼の熱烈なファンであり、今年発売された”FRANK”総集編の序文を書いた映画監督のコッポラ曰く、”FRANK”は「現代の神話」である。
現在まで、ジムは20~30册のコミックスをアメリカで発表、またここ数年ではフランス・ドイツ・日本でも出版発売を開始している。そしてコミック以外でもあらゆる表現方法において優れた作家性を有する彼は、米国ではMSNコミックチャットのレイアウトデザイン、MANIC SKATEBOARD社とのコラボでのスケートボードのデザイン、日本ではアパレル会社ROUGEとのコラボプロジェクトにおけるテキスタイル&キャラクターデザイン等活動の幅を広げつつある。また、”FRANK”のアニメーション化にも力を入れつつあり、様々なアーティストとの短編コラボレーション作品も完成している。現在長編アニメ作品に向けて新しい物語を創作中。

著名人の間でも彼のファンは非常に多く、映画監督のコッポラを初めとして、ジャズミュージシャンのビル・フリーゼル、ミュージシャンのヨラテンゴ等とはコラボレーションプロジェクトを行っている。

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